ICOM　IC-746

　衝動買いしてしまいました。理由は「安かった」から・・・。短波ラジオを探していたのですが、それよりもずっと割り安感が高かった。それに、こちらは無線機なので、当然送信もできます。アンテナチューナーもキーヤーも内臓してるし、1.9MHz帯から144MHz帯までのアマチュアバンドをオールモードでカバーする「オールインワン」の無線機です。「受信機」として使い勝手が悪ければ、モービルに積んで楽しめればいいや・・・とつい買ってしまいました（ホントに安かったのです）。

　使用感については、まだ受信にしか使用していないのですが、受信の感覚がどうも現実感がありません。上手く言えないのですが、携帯電話機のアマチュア無線版という印象です。
　このIC-746では、何を受信しても「みんな同じ」に聞こえてしまいます。TS-520では、たとえ同じ信号強度でも「遠いか近いか」「相手局の送信出力が大きいか小さいか」「コンディションが良いか悪いか」などという事を感じ取る事が出来ました。

　その理由を知りたくて、添付のブロックダイアグラムを見てみました（回路図からイメージをつかむ事はできませんでした）。昔の無線機と比較すると、ATTとAMPがものすごくたくさんあります。しかもそれらの多くはコンピューターによって制御（介入!）されているようです。私は、 Photoshopで「シャープ」と「ぼかし」を交互にくり返す操作、あるいは「伝言ゲーム」を連想してしまいました。
　オートノッチフィルターはなかなか便利です。CWの運用もTWIN PBTのおかげで、CW専用のフィルターを入れなくても行けそうです。