Kotato＆Fukushima
14K Gold
Kotato＆Fukushima
14K Gold
管厚0.35mmの14K金製です。台座・ポストまでが14K金製、メカニズムは銀製で14Kがプレートしてあります。ソルダードトーンホールで、管厚が厚い事もあって重たい楽器です。他のふわふわしたキータッチの楽器だと、難しい運指に直面した時、指（奏法）があやふやなのか、楽器の感触のせいか確認したい時にインフォメーションが不足しがちで不安になりますが、古田土さんの楽器はメカニズムがかっちりしっかり出来ていてインフォメーションが豊富ですので、そのような時に疑心暗鬼に陥る事が少なくて済み、とてもたよりになります。そのかわり、楽器のせいには出来ませんが・・・
私は楽器の違いって、見た目と、感触以外のこと、例えば音色の違いなどには鈍感な方だと思うのですが、管厚の0.35mmの14K金という素材のせいなのか、楽器のせいなのかはわかりませんが、この楽器には余韻の部分がたくさんあるように思います。ひらりとスケールを吹いても、レガートがつながって（奏者には）聞こえます。ハンダ付け、ロー付け、ヤスリのかかり具合、（タンポ調整の時くらいしか）見えないような所まで丁寧に仕上げてあります。感謝！ 外に持ち出すのが恐くて、専ら家で吹いています。
重さ495g